「義兄弟の契り」
「契り」というと、五木ひろしさんの
ヒット曲を思い出しますが、
(少し長く生きている人にとって^^)
この「契り」は「約束、誓い」などの意で
「夫婦の契り」「師弟の契り」などがある中
やはり「義兄弟の契り」が私にとって今、
一番かち〜っとはまる気がしています。
これは中国三国志の「桃園の誓い」が有名ですが
私にとっては、ドラマ「大祚榮(テ・ジョヨン)」
が何と言っても、一番ぴんときます^0^/
三国志で例えると、テ・ジョヨンが劉備、
コルサビウが関羽、フクサドルが張飛^^
ただ、テ・ジョヨンの場合は、劉備に比べると
とっても強いイメージだし、何より
三国志では重要な、諸葛孔明がいなくても
テジョヨンが、諸葛孔明並みの頭脳があるので
要らないかな〜^^という感じです。
彼らは刀を握った手に当て、ずらしながら血を流し
それを酒に入れて回し飲みをし、
義兄弟の契りを交わします。
何度見ても何とも言えない気持ちになります・・
義兄弟とは、生まれた時は違っても
死ぬときは同じ!の決意のもと、
「血のつながらない兄弟、
契りを結んだ盟友」の事なのです。
残念ながら、男同志の関係を表し
女性が含まれる場合は該当しないのです。
何故なのか?と思いますが、
男同士には、「武士道」があるのですね!
「武士道とは死ぬ事と見つけたり」
と「葉隠」にありますが、
一言でいうと「魂」そのものの誓い
なのではないでしょうか。
対して女性は「ハート」の方が
分かり易い人が多いのです^^
通常私たちは「いかに生きるか」
と教えられますが、
実は「いかに死ぬか」という
「死に方」がとても大事なのではないか
と思います。
私が中1の時、「死」をテーマにした発表が
ありました。その時、先生が私のまとめに対して
(私は「死」しか話さなかった)
「いかに生きるべきか」だと教えられました。
*当時はな〜る程、と納得^^
しかし今私は学んだことがあります。
「いかに死ぬか」は一瞬にして
Top&Coreになる!という事!
そしてそれは、「一番幸せな事」!
とイコールであるという事を。
義兄弟の契りとは、その人の為に
命を落とすことが出来る!
という事です。そこまでの決意が
どこまで自分にあるか?を
最近ずっと感じていました。
これは決して頭で考えても
分からないことでした。
父、母の為なら死ねる、と私はこれまで
思っていましたが、この「義兄弟」を知り、
同じ「志」を持つ同志にたいしても
同じなのだと感じています。
命を委ねる事が出来る、それが「信頼」
人と人との深い結びつき、それが「絆」
そしてこれらのベースは「愛」そのものです!
どちらか一方ではなく、互いに
この「愛=信頼=絆」が感じられる時
この「義兄弟の契り」が結ばれるのだと
思います。
これから「大祚榮(テ・ジョヨン)」を
観る方は、どうぞこの3人の義兄弟に成るシーンを
楽しみに観られると良いと思います。
∞愛 織日女
- 2013.08.26 Monday
- ハートと愛
- 20:04
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